面白い? 予告編

ビデオデッキしかなかった我が家にブルーレイレコーダーがやってきた。
そんなわけで、大画面で「ダイナソーファイター カンフーVS.巨大恐竜」(本体価格1円。送料340円)を鑑賞した。
 
レンタルした時は見なかったが、わざわざ予告編を見てみると……これは酷い。
本来ならば、映画を面白く魅せるはずの予告編。どんな駄作でも予告編だけ見ればその映画が面白く見えるものだと思っていたが、さすがにB級映画のシーンをつなぎ合わせたものでは酷さが前回の予告編である。
しかし、俺がそれ以上に酷いと思ったのは、そこまで酷い予告編でも、本編を見てしまった後では面白く見えてしまうところ。ある意味、あそこまで酷い作品をよくぞここまで面白く見せられるように予告を作ったものだ。
素早くシーンを切り替えまくることで、ボロが出にくくなってるし、勢いも出ているので微妙にカッコよく見える。しかも、全く関係ないシーンを前後で入れ替えまくることで、なんとなくシナリオに深みや広さがあるように見せかけることに成功している。
 
……しかし、恐竜とサイボーグの安っぽさは何とかならんのでしょうか?